
◆ジャック・タチを知らなくても、このデザインを見たことがある人は多いかも。1958年のフランス映画 “Mon Oncle”(ぼくの伯父さん)。
この映画が1990年代のカフェブーム、ミッドセンチュリー・モダンブーム、渋谷系などに大きく関わっているのは割と有名かもしれません。
1989年に出版された
「VISAGE MEN'S BIGI MAGAZINE Vol.3
〜TATI TOUCH 特集:ぼくも伯父さん〜」
僕がジャック・タチを知るきっかけとなった伝説的雑誌。沼田元氣さん、小西康陽さんなどが参加していて、“zazou”という言葉を知ったのもこの雑誌からでした。1989年といえば、フリッパーズギターのファースト・アルバム「海へ行くつもりじゃなかった」がリリースされた年で、今思えば渋谷系ムーブメントの誕生前夜かも。
1989-1990年に六本木の渋谷系?WAVEビルの「シネヴィヴァン」で、ジャック・タチ特集があって、初めて「ぼくの伯父さん」を観ました。多くのリバイバル上映があった今はなき「シネヴィヴァン」のロビーは、渋谷系の空気感で満ちていました。
この一連の流れでジャック・タチブームが起き、代表作「ぼくの伯父さん」のポスターがお洒落なカフェの壁に貼られ、映画に登場するミッドセンチュリー・モダンの部屋がイームズブームに影響を与えました。渋谷系のアイドル渡辺満里奈さんがジャック・タチブームに果たした役割も大きく、1990年代のお洒落カルチャーを動かしていたのはひょとして・・・。
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